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2003年、東京ステーションギャラリーを皮切りに全国巡回した「モンゴル近代絵画展 その源流と展開」図録。
モンゴルの近代から現代に至る絵画の展開を、伝統的な仏教美術や民族固有の表現、さらにはロシア・ソ連を通じて流入した西洋美術の影響との関係から紹介する展覧会図録。
近代美術の前段階となる19世紀の仏教美術、印象派や社会主義リアリズムの影響を受けた近代油彩画、庶民の暮らしや遊牧文化を描く伝統的な「モンゴル画」、モンゴル独自のアップリケ技法による作品など、約100点を収録。
モンゴル国立近代美術館、ザナバザル美術館、モンゴル芸術家組合の所蔵品を中心に、仏教美術の伝統が近代絵画へとどのように受け継がれ、外来の表現を取り入れながら独自の美術へ展開したのかを辿る。
仏教画由来の独特の色使いとモチーフ、茫漠としたどこか儚く寂し気な構図など、日本であまり馴染みがない故に新鮮な表現がおすすめの一冊。
サイズ:185×250㎜
状態:経年によるスレ・キズあり、並品