安川電機カレンダー1992年度版、3月分挿絵のみ(安川カレンダーについての詳しい解説は後述)。
原画である「東海道棟方板画」より3月は「藤沢 独銀杏の柵」があてられている。
特殊な和紙への高精細に印刷された挿絵はほとんど原画の版画と見分けがつかないレベルであり、額装して楽しむには最適。
落款やサインは全て印刷による複製だが、和紙ににじむ(ドライダウンする)ことまで計算に入れたインキのニュアンスが美しく、複数の色が折り重なる(おそらくそれぞれ特色インキ)贅沢な印刷。
棟方志功ファンにはおすすめのアイテム。
※ 安川カレンダーは、世界有数の産業ロボット製造会社・安川電機(福岡県北九州市)が1958年から毎年制作している企業カレンダー。創刊以来、一貫して棟方志功の板画作品を題材とし、和紙への高精細印刷による原画の再現性が大きな特徴。
1951年頃、安川電機の宣伝課長が荻窪の棟方志功アトリエを訪ねたことを契機に交流が始まり、社内施設の作品やPR誌の挿画制作を経て、カレンダー制作へと発展。企業メセナとして高く評価されているだけでなく、原画と見まごうばかりの挿絵は額装して楽しむためにコレクターも多い。
状態:挿絵部分のみ、カレンダー部分なし。サイン、落款などは全て印刷による再現複製。
美品。
サイズ:約340×310㎜